子宮内膜症という病気は かなりメジャーなものだと思うのですが
実際は病気になった人が声高に『アタシ、内膜症やねん』と言わない事が多いので
よくある病気、現在増えつつある病気の割には
あまり知らない人が多い、ということになっているのかもしれません。
どんな病気なのか、というのは色々詳しいサイトがありますので
そちらを見ていただくとして
(
日本子宮内膜症協会など)
平たく言えば
『子宮の内膜が他の場所に発生して、そこで増殖したり活動したりする病気』なのです。
子宮の内膜なら増殖して剥がれたものは月経で外へ出て行きますが
他の場所に出来たものは出て行くところがない→そこで色んな症状を引き起こす
というわけです。
子宮の近く(卵巣や子宮周囲)が多いですがたまに他の臓器(肺や腸)に
出来たりもするそうです。
私の場合は卵巣の中に出来て、中身は血のようで
『チョコレート膿腫でしょう』という診断がなされました。
内膜症という病気は、絶対に正しい診断をしようと思うと、実際お腹の中を見ないとわからないようです。
エコーや画像での診断、それに自覚症状や血液検査の結果などを総合して、かなりの確率で多分この病気、と決めることが殆どで 私もそうだったのです。
治療は手術か薬物で。もしくは両方。
しかし膿腫が大きい場合は薬物でどうこう出来るものでもなく、やはり病変を摘出しないといけない、だから手術になるよ、と先生はさらっと私に仰ったのです。
これが悪性の病変なら、取らないという選択は多分どこも勧めないし
なるべく再発しないような手術方法を優先で考えて、なるべく早期に手術となるはずですが
子宮筋腫や内膜膿腫は ざっくり言うと良性の腫瘍。
だから いつオペを受けるか、薬を使ってもっと大変になるまで保持するか
膿腫だけ取るか、臓器も削るか、臓器丸ごと摘出するか、どれでも選択可能なのです。
もちろん、それによって再発率なども変わってきます。
お医者さんや病院の考え方、そして本人の思う方向で
どうにでも手術できそうな内膜症。
私の行った病院の先生は
『膿腫のある右卵巣は丸ごと取って。子宮筋腫も子宮ごと取った方がいいですよ。後10年もしないうちに子宮は閉経して必要なものではなくなりますし』はぁ…確かに中年ですが、結婚しているとはいえ子供もいない私に子宮も卵巣(1個残すとホルモンバランスなども崩れないという主張)も摘出しろとな(@_@;)?
これで内膜症や子宮筋腫によくある 生理痛がひどいとか、出血が大変で貧血になるとか 自分にとってとてもしんどい、不愉快な症状があれば それと臓器摘出と天秤にかけて考えるのですが、私は自覚症状なし、たまたまトイレが近くなったから病院に来たけれど、それがなければ多分ほったらかしな状態。
天秤にかけようもなく、臓器を摘出するかどうか、したほうがいいよー、という先生のささやきというか、きっぱりと言い切るその口調が…なんだかやりきれないなあ

という気分になったはものの、でも手術はしないといけないという気にはなってしまい、鬱々と考える日が続きました。
(つづく)